研究会報告

研究会「協議離婚における当事者支援システム」

科研費基盤B「家事事件当事者の合意による解決と家事調停・メディエーション機能の検証」第 1 回研究会として11月16日ソウル家庭法院専門調査官の宋賢鍾先生をお迎えして研究会が開かれました。

協議離婚した(する)当事者のこどもに対する取り組みについての報告がなされました。

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まずは科研代表者の二宮先生。明石市の取り組みを報告。

 

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そして宋先生。宋先生は立命館で報告していただくのは3回目です。

韓国では、家庭法院で協議離婚の確認申請をした未成年の子のいる当事者に「離婚案内」(子女養育案内)をするそうです。

韓国の取り組みをご報告いただく前に、この「離婚案内」のビデオの上映も行われました。

 

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当日は研究者だけでなく、家事調停委員や家庭問題関係の団体の方など多くの方々にお越しいただきました。

13時から17時30分までの長丁場にもかかわらず皆様熱心に聞き入っておられました。

 

 

 

 

「大学規制改革と大学の自治」国際シンポジューム

テーマは「大学規制改革と大学の自治」

中島茂樹先生が代表の「大学規制改革と大学の自治」研究会の国際シンポジュームが、9月19日創思館カンファレンスルームで行われました。

 

同志社司法研究科教授のハンス・ペーター・マルチュケ先生。
この間寒梅館でランチ食べました。おしゃれなカレーでした。
隣は通訳を務められた高橋直人先生。

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質疑応答。
左から中島先生、英国レスター大学元客員研究員の横山恵子先生、
マルチュケ先生、高橋先生、司会の倉田玲先生。
倉田先生、プロの司会者に見えました。

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写真はありませんがマイクランナーは小松浩先生。
私が今まで見た中で一番いかつい貫禄のあるマイクランナーでした。

 

横山先生や、中島先生のお写真もアップしたかったのですがうまく撮れず・・・

iphone4そろそろ買い替え時か・・・

中島先生お疲れ様でした。

 

第21回政治哲学研究会(2012/12/22)

 2012年12月22日(土)に、第21回政治哲学研究会が立命館大学朱雀キャンパスにて開催されました。

 冬本番といった寒さの中、遠方からも多くの先生方にお越しいただきました。

ご参加の皆様、ありがとうございます。

お迎えするときにも先生方のやる気が伝わってきた感じがいたしました。

 

 開会前に、政治哲学研究会のとりまとめをされていらっしゃる石崎先生(摂南大学外国語学部教授/専門:哲学、倫理学)へご挨拶に伺わせていただきました所、素敵な笑顔でご挨拶いただき、先生の優しさがあふれでておりました。が、研究会がはじまりますと、すぐに研究者としてオンの真剣なお顔に。

ご参加いただいた先生方の真剣なお顔を拝見し、一人嬉しくなっておりました。

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<午前の部>

太田義器氏(摂南大学外国語学部・教授)「プーフェンドルフの自然法論について」/司会 高田宏史氏(早稲田大学政治経済学術院・助教)から始まります。

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坂井礼文氏(京都大学大学院・博士後期課程)「コジェーヴとシュミットの対話」/司会 野口雅弘氏(立命館大学法学部・准教授)

司会の野口先生は、今回の研究会の段取りもされていらっしゃいました。

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<午後の部 前半>

武田菜穂子氏(早稲田大学大学院政治学研究科・博士後期課程)「ウィリアム E.コノリーの政治哲学における存在論―時間概念を中心として―」/司会 井上弘貴氏(神戸大学大学院国際文化研究科・准教授)

 

加藤哲理氏(京都大学大学院法学研究科・助教)「レオ・シュトラウスとガーダマーの対話―テクスト解釈の方法と政治哲学観の相違を中心に―」/司会 佐藤貴史氏(北海学園大学・准教授)

 

<午後の部 後半>

佐藤貴史氏(北海学園大学・准教授)「レオ・シュトラウスの『哲学と法」/司会 石崎嘉彦氏(摂南大学・教授)

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飯島昇藏氏(早稲田大学政治経済学術院・教授)「テキスト解釈における『曖昧な用語』のシュトラウスによる扱い方」/司会 石崎嘉彦氏(摂南大学・教授)

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 これら写真の量だけでもお分かりになるように、みっちりのタイトなスケジュールです。にも関わらず、先生方の集中力はつきることなく続き、最終報告後の質疑応答にも熱がこもっておりました。

政治哲学初心者マークですが、図書館に行って海外で特に著名なレオ・シュトラウスの本を探したくなりました。

 最後になりますが、政治哲学研究会の今までの研究成果を収めておられる『政治哲学』第1号から第12号(最新号)を、石崎先生より本学にご寄贈いただきました。

本学には所蔵のなかった貴重な資料をありがとうございます。

 

政治哲学研究会HPはこちら

 

 

研究会「台湾におけるジェンダー教育の進展と実情」開催(2012/12/10)

 12月10日(月) 標記研究会が開催されました。

 当日は小雪の混じる寒さ厳しい一日だったにもかかわらずご参加いただいた皆さま、ありがとうございます。

 今回ご報告いただいた陳先生と李先生は、早稲田大学で行われたジェンダー法学会第10回学術大会(12月7~9日)にご参加の後、京都に立ち寄り、当研究会にて貴重なお話しをお聞かせ下さいました。お忙しいスケジュールの中、ありがとうございます。

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陳惠馨先生 
(台湾政治大学法律学院教授/専門:法制史、ジェンダー法、家族法)
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 陳先生はドイツのレーゲンスブルク大学に留学、同大学から法学博士の学位を授与されたのち、台湾女性学学会第6代会長、 中国法制史学会第16代理事長などを歴任、 現在、ジェンダー平等教育委員会委員、女性権益促進委員会委員、 総統府人権諮問委員会委員などの任につかれているそうです。また、台湾のジェンダー平等教育法の起草者でもあるとのこと。
 台湾のジェンダー研究のさきがけでもあり、現在もばりばりの第一人者なのですね。
 
 
李玉璽先生  
(台湾虎尾科技大学助理教授/専門は、法制史、授業としてジェンダー法を担当)
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 李先生は北海道大学大学院法学研究科を終了(法学博士)されているそうです。日本語がご堪能で、当日は日本語で報告されただけではなく、補助的な通訳としてもご活躍いただきました。メールで連絡を取らせていただきましたが、やさしいお人柄があらわれるようなメールでした。
 でも、台湾から北海道に来られたときにはさぞや寒かったのではないでしょうか。

 

 最後に、研究会に参加された本学法学研究科M2のCさんから次のような感想を伺いました。

「昔の婦人問題というテーマから、現在のジェンダー平等意識に変わってきたということは、大きな進展だと考えています。ただ近代のジェンダー論は西洋の論説を借用したものであり、これから、東洋から世界に発信するという目標のため、文化が似ている東アジア諸国の観点が入っている学説を比較し、他国の良い制度や学説を研究し、将来独自の論説を造るため、このような国際交流研究会は不可欠だと思います。
 ジェンダー研究会に参加させていただき、台湾におけるジェンダー教育の立法過程について勉強になりました。ありがたいです。」

 アジアにはこんな視野をもった若い人がいると思うと胸が熱くなりました。Cさん、ありがとう!

 

※この研究会は
 主催:日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究(A)(課題番号22243008)
     「変貌する家事紛争に対応した解決モデルの構築」(代表:二宮周平)
 共催:立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会
 で開催されました。
 
 
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研究会「フランスにおける家事事件手続~現状と課題、メディエーションの経験も踏まえて」開催(2012/10/31)

 秋も深まってきた10月31日にフランスの法廷弁護士でメディエーターも務めるクローディーヌ・ラリュー氏をお迎えして標記研究会が開催されました。

 大学の研究者だけでなく家庭裁判所の調査官や調停委員など実務に携わる方々のご参加も多数あり、皆さん熱心にラリュー弁護士のお話に耳をかたむけていらっしゃいました。

 

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ラリュー弁護士と大阪大学の長田真里先生
長田先生は体調が万全でないにも関わらず
通訳・翻訳そして今回の研究会のコーディネイトを務められました。
 
 
 

家事事件メディエーションという言葉は不勉強にも今回始めて耳にしましたが

「家事事件メディエーションは、多様化しまた発展が進む中での家事事件において、家族の断絶や別離状態に置かれている者の自治や責任で展開される家族関係の構築若しくは再構築のプロセスである。公正で、独立しており、資格を備え、かつ判断を下す権限を有しない第三者である家事事件メディエーターが、非公開の面接や当事者間の意思疎通の構築によって、当事者間の紛争の管理を促進する。」

という定義だそうです(レジュメより抜粋)。人間の感情的な面が最も絡んでくるであろう家事事件を、判断を下す権限なく調整するというのはどんなにか難しく忍耐のいることでしょう。弁護士がメディエーターとしても活動されることが多いそうですが、頭が下がります。

 

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ラリュー先生:知性と美しさだけでなく迫力もありました。
ありがとうございました。

 

 

最後になりましたが、この研究会は平成23年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(A)「変貌する家事紛争に対応した解決モデルの構築」(代表者:二宮周平(本学法学部教授))の研究の一環として開催されました。

 

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比較司法制度研究会「ドイツの賃金決定における国家支援と国家介入」 2012年9月6日(木)

20120906写真1.JPGのサムネール画像 2012年9月6日(木)衣笠キャンパス末川記念会館講義室において、「比較司法制度研究会」が開催されました。

 

 著名なドイツにおける労働法の研究者で、フライブルク大学元学長並びに本学名誉法学博士でもあるマンフレッド・レービッシュ博士をお招きし、「ドイツの賃金決定における国家支援と国家介入」についてのご講演が行われました。レービッシュ博士には、フライブルク大学学長当時から立命館大学法学部と法学研究科の国際交流に多大な貢献をしていただきました。また、近年においても本学の夏季集中講義や国際セミナーなどでご協力いただいています。

 

 

 

 

20120906写真002.JPG 本学法学部出口教授の開会挨拶から始まり、司会の本学法科大学院吉田美喜夫教授からは、レービッシュ博士の熱心な本学との国際学術交流支援の経緯や、フライブルク大学学長時代のレービッシュ博士の暖かなお人柄ぶりを感じさせるエピソードなどが紹介されました。

 講演には本学教員、院生、学生に加え、他大学からの参加もありました。参加者から講演に対する質問も多く出され、それに対し博士は、ていねいにご回答されました。

 講演後の懇親会は、終始なごやかな雰囲気で行われ、更なる交流が深められました。今後もフライブルク大学と本学の更なる交流・発展が期待されます。

 

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